大学生の学割サブスク【2026年8月版】年間いくら浮くか13サービスを比較

目次 / INDEX

学割は「あるのは知っているけど、どれから取ればいいか分からない」まま入学から数年たつことが多い。登録が1年遅れれば、その1年ぶんの差額はまるごと取り逃す。音楽・動画系なら月500円なので、1年で6,000円になる。

この記事では、大学生が使える学割サブスクを13サービス、年間いくら浮くか・在籍確認で何を出すのか・何年使えるかの3点で比べる。数字は2026年7月に公式ページで確認したものだけを使い、公式に書かれていない項目は「記載なし」と書いた。

価格・条件は2026年7月に各サービスの公式ページで確認した内容です。学割の条件は変わりやすいので、申し込む前に必ず公式で最新の条件を確認してください。この記事にアフィリエイトリンクは含みません。

13サービスの一覧(取る優先度の順)

**この順位は「どれを選ぶか」ではなく「どれから取るか」**だ。MATLABとSpotifyは競合しないので、優劣を比べても意味がない。金額の大きさと手続きの軽さから、先に手をつけたほうが得な順に並べている。

配点は得の大きさ0.35/手続きのラクさ0.25/続けやすさ0.20/制限の少なさ0.20

用途が決まっているなら、この表より下の3つの枠(理系・開発/レポート・資料作成/生活・エンタメ)を見たほうが早い。

「続けやすさ」は使える年数の上限と再認証の頻度、「制限の少なさ」は商用利用の可否などの縛りを見ている。

総合サービス種類学割価格何ができるか年間の差額得の大きさ手続きのラクさ続けやすさ制限の少なさ在籍確認の方法使える年数
14.30Adobe Creative Cloud 学生・教職員版画像・動画編集ソフト初年度 980円→2,180円/月(税込)Photoshop・Illustrator・Premiereなど初年度 約86,400円/2年目以降 約58,800円4.54.54.53.5学校発行のメールアドレス上限の記載なし(在籍中は更新可)
24.08Notion 教育プランノートアプリ無料講義ノート・課題・タスクを1か所に約19,800円/年3.55.03.54.5学校メールでサインイン→設定から申請公式に記載なし
34.00Microsoft 365 Education(A1)オフィスソフト無料Word・Excel・PowerPoint(Web版)—(同等プランなし)3.05.05.03.5対象教育機関のメールアドレス(自動検証)在籍している間(上限の記載なし)
43.73Figma 教育プランデザインソフト無料スライド・図・アプリ画面をブラウザで作る約$192/年3.54.03.04.5学校メール+SheerID1年ごとに再申請
53.62MATLAB 学生版数値計算ソフトUSD 79/年(税抜)行列計算・信号処理・シミュレーション約13万円/年5.01.54.03.5公式ページに記載なし(大学の包括契約なら学生メール)年間ライセンス(上限の記載なし)
63.60Autodesk 教育プランCADソフト無料製図・3Dモデリング(AutoCAD / Fusion)約84,700円/年5.03.04.01.5在学ステータスの確認あり1年ごとに更新(上限の記載なし)
73.45Apple Creator Studio 教育プラン動画・音楽・画像ソフト480円/月(年4,800円)Final Cut Pro・Logic Pro・Pixelmator Proなど13,000円/年3.04.03.53.5アプリ内で学生・教職員を認証(年1回)上限の記載なし(認証は年1回)
83.38JetBrains 学生ライセンス開発環境(IDE)無料IntelliJ・PyCharmなどのIDEが全部使える公式から取得できず3.04.54.51.5大学メール/ISIC/公的文書/GitHub の4択1年ごとに更新(回数の記載なし)
93.35Spotify Premium Student音楽サブスク580円/月広告なしで音楽を聴く・オフライン再生6,000円/年2.53.53.05.0SheerID(18歳以上・認定高等教育機関)12か月×更新3回(実質最大4年)
103.23Apple Music 学生プラン音楽サブスク680円/月広告なしで音楽を聴く・オフライン再生6,000円/年2.53.03.05.0学生証番号+学校メール(UNiDAYS/SheerID等)最長48か月(毎年再確認)
113.17GitHub Student Developer Pack開発ツールの特典パック無料GitHub Proと90以上のツール特典公式に記載なし3.02.53.04.5学校メール、または日付入りの学生証などをアップロード公式ページに記載なし
123.10YouTube Premium 学生プラン動画サブスク780円/月広告なしの動画+YouTube Music6,000円/年2.52.53.05.0SheerID(学校がSheerIDで承認済みである必要)最長4年(毎年再確認)
132.92Amazon Prime Student通販の会員特典年2,950円(税込)送料無料・Prime Video2,950円/年2.02.53.05.0学籍番号、または学生証の写しを送付最長4年(1年ごと自動更新)

先に知っておくべき3つのこと

1. 登録は早いほど得。ただし「4年上限」の意味を誤解しない

**Amazon Prime Student(最長4年)・Spotify(12か月×更新3回)・YouTube Premium(最長4年)・Apple Music(48か月)**には、学割を使える期間の上限がある。

ここで誤解しやすいのだが、4年制の学部に通っていて2年生から登録した場合、卒業までは残り3年なので上限には達しない。上限そのものより、登録が遅れた月数ぶんの差額を取り逃すことのほうが実害が大きい。音楽・動画系は月500円差なので、1年遅れれば6,000円、2年遅れれば12,000円がそのまま消える。

上限が実際に効いてくるのは、次のような場合だ。

  • 大学院へ進む(学部4年+修士2年で6年になる)
  • 留年・休学で在学期間が延びる
  • 6年制の課程(医・歯・薬・獣医)
  • 高校生のうちから使っていた

このどれかに当たるなら、4年を使い切ったあとは通常料金になる前提で考えておいたほうがいい。

2. 在籍確認の方法で難易度がまったく違う

大きく4通りある。

  • 学校メールだけで自動(Notion、Microsoft 365、Adobe)… いちばんラク
  • SheerIDなど第三者認証(Spotify、YouTube、Figma、Apple Music)… SheerID・UNiDAYSは「この人は学生か」だけを各社の代わりに確かめる認証専門の会社で、学校名と氏名を入れると自動で照合される。ISICは国際学生証のこと。フォームで完結するが、YouTubeは自分の大学がSheerIDで承認済みでないと申請自体が通らない
  • 書類のアップロード(GitHub、Amazon)… 日付入りの学生証などが要る。Amazonは承認に3〜5日かかる場合があると公式に書かれている
  • 手続きが公式に書かれていない(MATLAB、Apple Creator Studio)… 何が要るか事前に読めない。Apple Creator Studioはアプリ内で「教育プラン」を選ぶと認証に進むが、提出物は公式ページに書かれていない

学校のメールアドレスは、この手続きの大半を短縮する。まだ確認していないなら、最初に自分の大学のメールが使えるかを調べておくと後が楽になる。

3. 商用利用が禁止されているものがある

AutodeskとJetBrainsは、商用・業務・営利目的での利用が公式に禁止されている。学習や授業には使えるが、個人開発で受注した案件には使えない。

一方、Adobeの販売ページには同じ制限の記載が見当たらなかった。ただし販売ページに書かれていないことは、利用規約やライセンス条件に制限が無いことを意味しない。収益化を考えているなら、必ず各社の利用規約で商用利用の可否を確認してから使ってほしい。

ChatGPTとClaudeに、日本の学生割引はない

よく聞かれるので先に書いておく。2026年7月時点で、日本の個人学生が申し込めるAIの学割は公式に存在しない

  • OpenAI… 米国のK–12教員向け無料プランと、大学が導入する ChatGPT Edu の2つだけ。個人学生向けの学割の記載はない
  • Anthropic… Claude for Education があるが、これは**大学全体(機関単位)**の契約で、価格も問い合わせ制

過去に米国・カナダ限定でPlusの無償キャンペーンがあったが、その公式ヘルプページは現在404で削除されている。まとめ記事にはまだ情報が残っていることがあるので、鵜呑みにしないほうがいい。

大学が包括契約している場合は使えることがあるので、確認するなら学内の情報システム部門が早い。

理系・開発向け(金額差が大きい)

授業や研究で使うなら、ここから取るのが金額的には最も効く。

1. Figma(デザインソフト)教育プラン

👍 良い点

  • Professional($16/席/月)が無料になる
  • 学校メールとSheerIDでフォームだけで完結する
  • 在学中なら年末に再申請して延長できる
  • チームで使える
  • ブラウザだけで動くので環境構築が要らない

👎 気になる点

  • 高等教育の学生は1年ごとに再申請が要る
  • 失効するとチームが自動でStarterへ下がる
  • ダウングレード後はファイル数の制限がかかることがある
  • ドル建てなので円換算は為替で動く
  • 教育機関に所属していない人は対象外
1Figma 教育プラン無料

Professional($16/席/月)が無料。高等教育の学生は1年間で、年末に在学中なら再申請して延長する。

こんな人に:デザインやスライドをFigmaで作る

2. MATLAB(数値計算ソフト)学生版

👍 良い点

  • 通常14万4千円/年(税抜)に対し79ドル(税抜)と桁が違う
  • SimulinkとToolbox 10種が最初から入っている
  • 大学がCampus-Wide契約をしていれば学生メールだけで使える
  • 追加Toolboxも1つ19ドルと安い
  • 日本での購入・利用に価格が適用されると公式に明記がある

👎 気になる点

  • ドル建てなので円換算は為替で動く
  • 在籍確認の手続きが公式ページに書かれておらず、何が要るか事前に読めない
  • 学生ライセンスでは使えない製品がある
  • 卒業後の扱いは公式に記載がない
  • 授業で使わないなら宝の持ち腐れになる
2MATLAB 学生版USD 79/年(税抜)

今回調べた中で金額差が最も大きい。通常のMATLAB単体が年14万4千円(税抜)なのに対し、学生版はSimulinkと主要10ツールボックス込みで79ドル(税抜)。ただし大学が包括契約をしていれば個人で買う必要がないので、買う前にまず学内の契約状況を確認したい。

こんな人に:授業や研究でMATLABを使う

3. Autodesk(CADソフト)教育プラン

👍 良い点

  • AutoCAD換算で年84,700円(税込)が無料
  • Fusion・Revit・Maya・3ds Maxなど対象製品が多い
  • 在籍している間は毎年更新できる
  • 更新手続きは有効期限の30日前から始められる
  • 1年間のシングルユーザーライセンスが付く

👎 気になる点

  • 商用・業務・営利目的での利用が公式に禁止されている
  • 個人開発で受注した案件には使えない
  • 1年ごとに更新手続きが要る
  • 在籍確認の事業者名が公式ページに書かれていない
  • 資格を失うと更新できない
3Autodesk 教育プラン無料

AutoCADが単体で年84,700円(税込)のところ、学生は無料。Fusion・Revit・Maya・3ds Maxも同じ条件で使える。ただし商用利用は公式にはっきり禁止されている。

こんな人に:製図・3D CADを授業で使う

4. JetBrains(開発環境・IDE)学生ライセンス

👍 良い点

  • 全JetBrains IDEと.NETツールが対象
  • 確認方法が大学メール/ISIC/公的文書/GitHubの4択
  • 学校メールが無くても代替ルートが公式に用意されている
  • 在籍している間は毎年更新できる
  • 失効後も2年間有効な40%の卒業割引が案内される

👎 気になる点

  • 商用利用が公式に禁止されている
  • 個人開発で収益化するなら使えない
  • 1年ごとに更新が必要
  • 公式の価格ページが価格を表示せず、通常価格との差額が確認できなかった
  • 更新できる回数の上限が書かれていない
4JetBrains 学生ライセンス無料

IntelliJ IDEA Ultimateをはじめ、全JetBrains IDEと.NETツールが無料。確認方法を4つから選べるので、学校メールが無くても申請できる。ただし商用利用は禁止。

こんな人に:IntelliJやPyCharmで開発する

IDE(統合開発環境)=コードを書くエディタに、実行・デバッグ・書き換え支援までを1つにまとめた道具。IntelliJ IDEAはJava、PyCharmはPython、WebStormはWeb開発向けというように言語ごとに分かれている。

5. GitHub Student Developer Pack(開発ツールの特典パック)

👍 良い点

  • 在学中はGitHub Proが無料になる
  • 90以上のパートナー特典が1回の認証でまとめて解放される
  • Datadogなど2年間有効な特典もある
  • 学校メールが無くても書類のアップロードで申請できる
  • 在籍中は再申請できる

👎 気になる点

  • Copilotは新規登録が一時停止中と公式に記載されている(2026年7月時点)
  • 失効後に再申請しても、一部のパートナー特典は更新できないと公式に明記
  • 書類審査になると手動確認で時間がかかる
  • 同じ学校の直近の申請者が学校メールで通っていると、以後は学校メールが必須になる
  • 金額換算が公式に出ていないので損得を数字で示しにくい
5GitHub Student Developer Pack無料

在学中はGitHub Proが無料になり、パートナー各社の特典がまとめて付く。ただし**Copilotの欄には「新規登録を一時停止中」と書かれている**(2026年7月時点)ので、Copilot目当てなら期待しないほうがいい。金額換算は公式に出ていない。

こんな人に:プログラミングを書く・開発環境を整えたい

中身の代表例:JetBrains(IntelliJ等のIDE)・DigitalOcean(サーバーを1台借りるクレジット200ドル)・Namecheap(自分のドメイン1年無料)・Frontend Masters(Web開発の講座6か月)・MongoDB(データベースのクレジット+認定資格)。1つずつ何のためのものかはこちらの記事で表にした。

総合サービス種類学割価格何ができるか年間の差額得の大きさ手続きのラクさ続けやすさ制限の少なさ在籍確認の方法使える年数
13.73Figma 教育プランデザインソフト無料スライド・図・アプリ画面をブラウザで作る約$192/年3.54.03.04.5学校メール+SheerID1年ごとに再申請
23.62MATLAB 学生版数値計算ソフトUSD 79/年(税抜)行列計算・信号処理・シミュレーション約13万円/年5.01.54.03.5公式ページに記載なし(大学の包括契約なら学生メール)年間ライセンス(上限の記載なし)
33.60Autodesk 教育プランCADソフト無料製図・3Dモデリング(AutoCAD / Fusion)約84,700円/年5.03.04.01.5在学ステータスの確認あり1年ごとに更新(上限の記載なし)
43.38JetBrains 学生ライセンス開発環境(IDE)無料IntelliJ・PyCharmなどのIDEが全部使える公式から取得できず3.04.54.51.5大学メール/ISIC/公的文書/GitHub の4択1年ごとに更新(回数の記載なし)
53.17GitHub Student Developer Pack開発ツールの特典パック無料GitHub Proと90以上のツール特典公式に記載なし3.02.53.04.5学校メール、または日付入りの学生証などをアップロード公式ページに記載なし

レポート・資料作成向け

理系に限らず、レポートやスライドで使うもの。動画や音楽を作るなら、AdobeとApple Creator Studioのどちらを取るかが分かれ道になる。学割価格はApple(月480円)のほうが安いが、Windowsで使えるのはAdobeだけだ。

6. Adobe Creative Cloud(画像・動画編集ソフト)学生・教職員版

👍 良い点

  • 通常9,080円/月に対し初年度は980〜2,180円
  • 2年目以降も4,180円/月と通常の半額以下
  • 学校発行メール(.ac.jp等)だけで確認が済むことが多い
  • 利用できる年数に上限の記載がない
  • 確認した販売ページに商用利用の制限の記載は見当たらなかった

👎 気になる点

  • メールで確認できない場合は学生証や成績証明書の提出が要る
  • 初年度と2年目で金額が変わるので総額を勘違いしやすい
  • 卒業後どうなるかは公式に記載がない
  • 初年度で22,560円、2年目以降は年50,160円かかる
  • 年間プラン(月々払い)なので、途中でやめる場合の条件を契約前に確認する必要がある
6Adobe Creative Cloud 学生・教職員版初年度 980円→2,180円/月(税込)

通常9,080円/月(税込)が、最初の3か月は980円、4か月目以降は2,180円。2年目以降も4,180円。確認した範囲では更新回数の上限は書かれていない。学校メールが通れば書類は要らない。

こんな人に:Illustrator・Photoshop・Premiereを使う

入っているアプリの役割:Photoshop=写真の加工、Illustrator=ロゴや図などの線画、Premiere Pro=動画の編集、InDesign=冊子やレポートの紙面作り、Acrobat=PDFの編集。レポートの図表づくりなら Illustrator、発表やイベントの動画なら Premiere Pro が主戦場になる。

7. Notion(ノートアプリ)教育プラン

👍 良い点

  • Plus(通常1,650円/月)が無料になる
  • 学校メールでサインインして1クリックで申請できる
  • システムが大学を認識すれば自動でアップグレードされる
  • 書類の提出も第三者認証も要らない
  • 認識されない場合もメールでドメイン申請ができる

👎 気になる点

  • 無料になるのは1人ワークスペースのみ
  • 利用できる年数が公式に書かれていない
  • 卒業後どうなるかも公式に記載がない
  • Gmailなど個人メールでは申請できない
  • 高校以下(K-12)は対象外
7Notion 教育プラン無料

Plusプラン(通常1,650円/月)が1人ワークスペース限定で無料。学校メールでサインインして設定から申請すると、システムが大学を認識した時点で自動的に切り替わる。今回調べた中でいちばん手続きがラク。

こんな人に:ノートやタスク管理をNotionでやる

8. Microsoft 365 Education(オフィスソフト・A1)

👍 良い点

  • 対象教育機関のメールアドレスだけで自動検証
  • WordやExcelをブラウザで無料で使える
  • 在籍している限り使えて、年数の上限が書かれていない
  • 大学が包括契約していれば手続き自体が不要なことも
  • OneDriveなどのクラウドも付く

👎 気になる点

  • A1はWeb版が中心で、デスクトップアプリは対象外
  • デスクトップ版が要るならA3(374円/月)以上
  • 確認に最長1か月かかる場合があると公式に記載
  • 有効期限が切れると編集できない機能制限モードになる
  • 税込か税抜かが公式ページに書かれていない
8Microsoft 365 Education(A1)無料

教育機関のメールがあればA1が無料。ただしA1はWeb版が中心で、デスクトップアプリは対象外。Personal(年21,300円)とは構成が違うので、その金額をそのまま節約額とはみなせない。デスクトップ版が要るならA3以上(有料)になる。

こんな人に:WordやExcelをレポートで使う

9. Apple Creator Studio(動画・音楽・画像ソフト)教育プラン

👍 良い点

  • 通常1,780円/月・年17,800円が、月480円・年4,800円になる
  • Final Cut Pro・Logic Pro・Pixelmator Pro・Motion・Compressor・MainStageが全部入る
  • Keynote・Pages・Numbersのプレミアム機能も対象
  • 1か月の無料トライアルがあり、対象のMacやiPadを買った人は3か月無料
  • Mac・iPad・iPhoneで使える(対応OSはアプリによって違う)

👎 気になる点

  • Apple製品でしか使えない(Windowsは対象外)
  • サブスクなので、解約すると請求期間の終了後は使えなくなる
  • ファミリー共有は教育プランでは利用できないと公式に明記
  • 公式に「期間限定で、随時終了する場合があります」と書かれている
  • 学生・教職員の認証が年に一度必要で、何を提出するのかは公式ページに書かれていない
9Apple Creator Studio 教育プラン480円/月(年4,800円)

通常1,780円/月・年17,800円が、学生・教職員は月480円・年4,800円。差額は年13,000円で、Final Cut ProとLogic Proが両方入って月480円という点がAdobeとの大きな違い。ただしApple製品限定で、解約すると使えなくなる(各アプリの買い切り版はApp Storeで別売り)。年払いのほうが月払いより960円安い。

こんな人に:MacやiPadで動画・音楽・画像を作る

入っているアプリの役割:Final Cut Pro=動画の編集、Logic Pro=作曲・録音・ミックス、Pixelmator Pro=画像の加工とデザイン、Motion=動画に載せる字幕やアニメーション、Compressor=書き出し形式の変換、MainStage=ライブ演奏で音源を鳴らす。AdobeでいえばPremiere+Photoshopの守備範囲に、作曲ソフトが付いてくる構成になる。

総合サービス種類学割価格何ができるか年間の差額得の大きさ手続きのラクさ続けやすさ制限の少なさ在籍確認の方法使える年数
14.30Adobe Creative Cloud 学生・教職員版画像・動画編集ソフト初年度 980円→2,180円/月(税込)Photoshop・Illustrator・Premiereなど初年度 約86,400円/2年目以降 約58,800円4.54.54.53.5学校発行のメールアドレス上限の記載なし(在籍中は更新可)
24.08Notion 教育プランノートアプリ無料講義ノート・課題・タスクを1か所に約19,800円/年3.55.03.54.5学校メールでサインイン→設定から申請公式に記載なし
34.00Microsoft 365 Education(A1)オフィスソフト無料Word・Excel・PowerPoint(Web版)—(同等プランなし)3.05.05.03.5対象教育機関のメールアドレス(自動検証)在籍している間(上限の記載なし)
43.45Apple Creator Studio 教育プラン動画・音楽・画像ソフト480円/月(年4,800円)Final Cut Pro・Logic Pro・Pixelmator Proなど13,000円/年3.04.03.53.5アプリ内で学生・教職員を認証(年1回)上限の記載なし(認証は年1回)

生活・エンタメ向け(4年上限に注意)

金額差は月500円前後だが、4年上限があるので登録のタイミングで総額が変わる枠。

10. Spotify(音楽サブスク)Premium Student

👍 良い点

  • Premium Standard 1,080円/月が580円/月になる
  • 年間で6,000円の差になる
  • 1か月の無料体験が付く
  • SheerIDでフォームだけで確認が済む
  • 12か月ごとに更新すれば実質4年使える

👎 気になる点

  • 1回の有効期間が12か月で、更新は3回まで
  • 期間が終わると自動的に1,080円のStandardへ切り替わる
  • 18歳以上という年齢条件がある
  • 税込か税抜かが公式ページに書かれていない
  • 認定された高等教育機関に限られる
10Spotify Premium Student580円/月

Premium Standard 1,080円/月が580円/月に。12か月ごとに在籍を確認し、割引期間は3回まで延長できる。なお公式規約には「各月50%の割引」とあるが、提示価格(1,080円→580円)とは一致しないので、実際の請求額は申し込み画面で確認してほしい。

こんな人に:音楽をSpotifyで聴く

11. Apple Music(音楽サブスク)学生プラン

👍 良い点

  • 個人1,180円/月が680円/月になる
  • 年間で6,000円の差になる
  • 新規は最初の1か月が無料
  • 大学・短大・大学院・高専・専門学校が対象
  • Apple TVのコンテンツが期間限定で付くことがある

👎 気になる点

  • 最長48か月で、使い切ると自動的に個人プランへ切り替わる
  • 毎年、再確認のメールに対応しないと個人プランへ上がる
  • 高校・義務教育は対象外
  • 税込か税抜かが公式ページに書かれていない
  • 学校メールにアクセスできることが条件
11Apple Music 学生プラン680円/月

個人プラン1,180円/月が680円/月に。最長48か月=4年で、期間を使い切ると自動的に個人プランへ切り替わる。

こんな人に:音楽をApple Musicで聴く

12. YouTube Premium(動画サブスク)学生プラン

👍 良い点

  • 個人プラン1,280円/月が780円/月になる
  • 年間で6,000円の差になる
  • 最長4年にわたって継続して使える
  • SheerIDで即時に確認が済むことが多い
  • YouTube Musicも付く

👎 気になる点

  • 自分の大学がSheerIDで承認されていないと申請できない
  • 毎年、資格要件の確認手続きをやり直す必要がある
  • 最長4年なので、大学院へ進む場合は途中で通常料金になる
  • 税込か税抜かが公式ページに書かれていない
  • 資格を失った場合の扱いが公式に記載されていない
12YouTube Premium 学生プラン780円/月

個人プラン1,280円/月が780円/月に。公式が「39%お得」と表記している。ただし自分の大学がSheerIDで承認されていないと申請自体が通らない。

こんな人に:広告なしで動画を見る・作業BGMに使う

13. Amazon Prime Student(通販の会員特典)

👍 良い点

  • 通常5,900円がちょうど半額の2,950円(税込)
  • 6か月の無料体験が付く
  • 月額300円(税込)でも始められる(ただし年12回で3,600円になり、年払いより650円高い)
  • 対象が大学・大学院・短大・専門学校・高専と広い
  • 更新から60日以内に学生と証明できれば通常料金分が返金される

👎 気になる点

  • 最長4年で、以降は通常のプライム料金になる
  • 学籍番号が無い場合は学生証の写しをカスタマーサービスに送る必要がある
  • 承認に3〜5日かかる場合があると公式に記載
  • 在籍を再証明しないと自動で通常料金へ切り替わる
  • 年間の差額は2,950円と、今回の中では小さい
13Amazon Prime Student年2,950円(税込)

通常のプライム年5,900円がちょうど半額の2,950円(税込)。しかも6か月の無料体験が付く。金額差そのものは小さいが、無料体験の長さは今回調べた中で最長。

こんな人に:Amazonで買い物する・Prime Videoを見る

総合サービス種類学割価格何ができるか年間の差額得の大きさ手続きのラクさ続けやすさ制限の少なさ在籍確認の方法使える年数
13.35Spotify Premium Student音楽サブスク580円/月広告なしで音楽を聴く・オフライン再生6,000円/年2.53.53.05.0SheerID(18歳以上・認定高等教育機関)12か月×更新3回(実質最大4年)
23.23Apple Music 学生プラン音楽サブスク680円/月広告なしで音楽を聴く・オフライン再生6,000円/年2.53.03.05.0学生証番号+学校メール(UNiDAYS/SheerID等)最長48か月(毎年再確認)
33.10YouTube Premium 学生プラン動画サブスク780円/月広告なしの動画+YouTube Music6,000円/年2.52.53.05.0SheerID(学校がSheerIDで承認済みである必要)最長4年(毎年再確認)
42.92Amazon Prime Student通販の会員特典年2,950円(税込)送料無料・Prime Video2,950円/年2.02.53.05.0学籍番号、または学生証の写しを送付最長4年(1年ごと自動更新)

学生におすすめ3選

13サービスを挙げたので、用途別に3つへ絞る。なお総合スコア順ではなく用途別に選んでいる

  • 理工系なら真っ先に → MATLAB 学生版 … 金額差が桁違い。通常14万4千円/年(税抜)が79ドル(税抜)。ただしまず大学の包括契約を確認してほしい。契約があれば学生メールだけで使えて、個人で買う必要がない。
  • 手続きで詰まりたくないなら → Notion 教育プラン … 学校メールでサインインして設定から1クリック。書類も第三者認証も要らず、システムが大学を認識すれば自動で切り替わる。今回調べた中でいちばんラクだった。
  • 入学したらすぐ → Amazon Prime Student … 金額差は年2,950円と小さいが、6か月の無料体験が今回調べた中で最長。しかも最長4年なので、早く登録するほど得になる典型。

よくある失敗

  • 学割の存在に気づくのが遅い。登録が1年遅れると、そのぶんの差額は取り戻せない。ただし使わないサービスまで登録すると課金が増えるだけなので、使うものだけを入学直後に押さえるのが正解になる。
  • 学校メールを確認していない。在籍確認の大半は学校メールで済む。個人のGmailでは申請できないサービスが多いので、まず自分の大学のメールアドレスを把握しておく。
  • 再認証のメールを見落とす。Apple Music・YouTube・Amazon・Spotifyはいずれも1年ごとに在籍の再確認が要る。放置すると自動的に通常料金へ切り替わり、気づかないまま高い料金を払い続けることになる。
  • 商用不可のソフトを案件に使った。AutodeskとJetBrainsは公式に禁止されている。個人開発で収益化するつもりなら、最初から用途を分けておく。
  • まとめ記事の古い情報を信じた。学割の条件は頻繁に変わる。この記事も2026年7月時点の確認なので、申し込む前に必ず公式で見てほしい。

まとめ

学割は**「自分が実際に使うもの」から取る**のが正解で、金額の大きさだけで選ぶ意味はない。MATLABが年13万円お得でも、授業で使わないなら0円の価値しかない。

そのうえで、順番だけは意識したほうがいい。使うと決めたサービスは入学直後に登録し(遅れたぶんの差額は取り戻せない)、授業で使うソフト(MATLAB・Autodesk・Adobe)は必要になった学期の前に取る。この順で動けば、取りこぼしはほぼなくなる。

完全に無料で使える開発・学習ツールは、こちらに詳しくまとめている。

関連記事 学生が無料で使える開発・学習ツールまとめ GitHub Student Packの中身と、学生証明の取り方を手順つきで。 読む → 関連記事 大学生はどのAIを使う?主要AIツールの料金と選び方 学割が無い前提で、無料枠と有料プランをどう使い分けるか。 読む →

よくある質問

大学生の学割サブスクで、いちばん得なのはどれ?

金額差だけならMATLAB学生版が突出しています。通常のMATLAB単体が年14万4千円(税抜)に対し、学生版はSimulink込みで79ドル(税抜)。次いでAdobe Creative Cloud(初年度で約86,400円お得)、Autodesk(AutoCAD換算で年84,700円相当が無料)。ただし授業で使わないなら意味がないので、自分が実際に使うものから取るのが正解です。

学割はいつ登録するのが得?

入学してすぐです。理由は上限ではなく、登録が遅れた月数ぶんの差額をそのまま取り逃すからです。音楽・動画系は月500円差なので、1年遅れれば6,000円が消えます。なお4年の上限が実際に効くのは、大学院進学・留年・6年制課程・高校から使っていた場合で、4年制の学部に2年生から登録しても卒業までに上限へは達しません。

ChatGPTやClaudeに学割はある?

2026年7月時点で、日本の個人学生が申し込める学割は公式にありません。OpenAIは米国の教員向け無料プランと、大学が導入するChatGPT Eduのみ。Anthropicも大学単位のClaude for Educationだけです。過去にあった米国限定の無償キャンペーンの公式ページは現在削除されているので、まとめ記事に残っている情報には注意してください。

学割で取ったソフトを個人開発の案件に使ってもいい?

AutodeskとJetBrainsは商用・営利目的での利用が公式に禁止されています。学習や授業には使えますが、受注した案件には使えません。Adobeの販売ページには同じ記載が見当たりませんでしたが、販売ページに無いことは規約に制限が無いことを意味しないので、使う前に利用規約で必ず確認してください。