ヘッドホンのおすすめと選び方【2026年8月版】学生の勉強・作業向けに9製品を比較

目次 / INDEX

図書館の話し声、家族のテレビ、エアコンの音——集中したいときに限って、周りの音は気になる。ヘッドホンはその解決策になるが、選ぶときに1つだけ順番を間違えやすい。

**最初に決めるのは音質ではなく、「静かにしたいのか、長時間つけたいのか」**だ。この2つは求める機種が違う。前者ならノイズキャンセリング、後者なら軽さと有線という具合に、優先順位が変わる。

この記事では、まず自分に必要な条件の決め方を整理してから、9千円の有線機から5万円台の最上位まで9製品を比較する。

価格は2026年時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載商品の選び方・星の意味は評価基準で公開しています。

星は同じ表の中での相対評価だ。価格帯ごとの比較は、それぞれの枠の最後に置いた。

9製品の総合ランキング

星は同じ表の中での相対評価だ。価格帯ごとの比較は、それぞれの枠の最後に置いた。

総合製品種類値段接続ノイキャン静けさ作業のしやすさ着け心地拡張性コスパ電池持ち
14.15Anker Soundcore Space One無線ノイキャンBluetooth+有線対応(強め)4.54.04.53.54.0最大40時間(ANCオン)
23.87Bose QuietComfort Ultra Headphones無線ノイキャンBluetooth+有線対応(最上位)5.04.55.04.01.5最大24時間(ANCオン)
33.80Anker Soundcore Q30i無線ノイキャンBluetooth+有線対応3.54.03.53.04.5最大60時間(ANCオフ)
43.78JBL TUNE 770NC無線ノイキャンBluetooth+有線対応4.04.54.03.53.0最大70時間(ANCオフ)
53.76SONY WH-1000XM6無線ノイキャンBluetooth+有線対応(最上位)5.04.54.55.01.0最大30時間(ANCオン)
63.72audio-technica ATH-M20x(有線)有線モニター有線(3.5mm)非対応2.05.04.01.55.0不要
73.71SONY WH-CH720N無線ノイキャンBluetooth+有線対応4.04.04.54.02.5最大35時間(ANCオン)
83.53audio-technica ATH-M20xBT無線モニターBluetooth+有線非対応2.04.54.04.03.5最大60時間(ANC非搭載)
93.12audio-technica ATH-M50x(有線)有線モニター有線(着脱式)非対応2.05.04.03.02.0不要

選び方:この4点で決まる

1. ノイズキャンセリングが本当に要るか

ノイズキャンセリング(ANC)は、マイクで拾った周囲の音と逆の波形を出して打ち消す仕組みだ。魔法ではないので、得意な音と苦手な音がはっきり分かれる。

  • よく効く… エアコン、電車や車の走行音、パソコンのファンなど、低くて連続した音
  • 効きにくい… 人の話し声、食器の音、紙をめくる音など、高くて不規則な音

ただし高い音がそのまま素通しになるわけではない。耳をすっぽり覆う構造そのものが物理的に音を遮るので、実際の静けさは「ANCの効き+本体の遮音」の合計で決まる。話し声が「もごもご」と遠くに聞こえるのは、低い成分がANCで減り、子音などの高い成分が耳あての遮音で弱まった結果だ。

つまり図書館の「話し声」は完全には消えない。それでも体感はかなり変わるが、「無音になる」と期待すると外す。

静かな自室でしか使わないなら、ANCに予算を割く必要はない。同じ金額を着け心地や音質に回したほうが満足度は高い。

2. 有線か無線か——用途で決まる

有線無線(Bluetooth)
電池不要24〜70時間で充電が要る
遅延Bluetooth由来の遅延がない動画は補正されるが楽器練習には不利
同じ価格での音有利無線化のぶん不利
取り回しケーブルが邪魔自由

机に座って毎日何時間もつけるなら有線が扱いやすい。繋げば必ず鳴るという安心感は、思っているより効く。逆に持ち歩く、部屋を移動しながら使うなら無線がいい。オンライン会議はマイクの有無で決まるので、有線でもマイク付きなら問題ない(この記事の有線2機はマイクなし)。無線は通話中だけ音質が落ちる仕様のものが多い点も知っておきたい。

有線を選ぶ前に、挿す側の端子を確認してほしい。iPhoneと最近の薄型ノートパソコンには3.5mmのイヤホン端子がない機種が多く、その場合はUSB-CやLightningへの変換アダプタが別途要る。「9千円の有線機を買ったらiPhoneに挿せなかった」は、この記事でいちばん起きやすい買い間違いだ。

迷うなら無線だが有線接続もできる機種を選ぶと、あとから使い方が変わっても対応できる。この記事の無線機はすべて3.5mmの有線入力を備えているので、電池が切れてもケーブルで繋げば使える。

3. 長時間つけるなら「重さ」と「側圧」

勉強で使うなら、これが音質より効く。

  • 重さ… 200g前後なら軽い部類。250gを超えると長時間で差を感じ始める
  • 側圧… 頭を挟む力。スペック表に出ないので、可能なら店頭で試着するのが確実

また、耳をすっぽり覆うオーバーイヤー型のほうが、耳に乗せるオンイヤー型より長時間には向く。この記事で挙げているのはすべてオーバーイヤー型だ。

4. マルチポイントがあるとパソコンとスマホを行き来できる

マルチポイントは、2台の機器に同時に接続しておける機能だ。パソコンで作業しながらスマホの着信に出る、という切り替えが自動でできる。

学生の使い方だと、パソコンで課題をやりながらスマホの通知に対応する場面が多いので、あると地味に効く。無線機を選ぶなら対応しているか見ておきたい。

音質そのものは星にしていない。好みの差が大きく、同じ音を「素直」とも「物足りない」とも評価できてしまうためだ。代わりに「作業のしやすさ」(電池切れや遅延に煩わされないか、操作が煩わしくないか)で見ている。音の傾向は各製品の説明に書いた。

なお**「拡張性」は、有線でも使えるか・マルチポイントで複数台を行き来できるか・アプリで調整できるか**をまとめた軸だ。

以降の見出しの番号(1〜9)は価格帯順であって、総合順位ではない。総合順位はこの表の左端を見てほしい。

安い・コスパ枠(〜1.3万円)

1万円前後でノイズキャンセリングは十分実用になる。まずこの帯で自分に必要かを確かめてから上位機に移るのが、失敗しにくい順番だ。

1. Anker Soundcore Space One

Anker Soundcore Space One

👍 良い点

  • 1万円台前半としてはノイズキャンセリングが強い
  • 最大40時間の再生で充電の心配が少ない
  • イヤーパッドが厚く長時間でも耳が痛くなりにくい
  • LDAC対応でAndroidならハイレゾ級で聴ける
  • マルチポイントでパソコンとスマホを同時に繋げる

👎 気になる点

  • iPhoneではLDACが使えずAAC止まり
  • 有線で使うには付属外のケーブルが要ることがある
  • 上位機と比べると低音がやや強調される
  • 通話品質は価格なり
  • 折りたたむと厚みが出てかさばる
Anker Soundcore Space One
1Anker Soundcore Space One約10,990円(7月26日時点)

1万円台前半でノイズキャンセリングがしっかり効く本命。図書館やカフェの環境音を落としたい学生には、この価格帯で最もバランスが良い。

こんな人に:コスパ重視でノイキャンをちゃんと効かせたい

2. Anker Soundcore Q30i

Anker Soundcore Q30i

👍 良い点

  • 1万円を切る価格でノイズキャンセリングを搭載
  • 最大60時間の再生で充電の頻度が少ない
  • 折りたたんで持ち運べる
  • アプリで音の傾向を調整できる
  • マルチポイントでパソコンとスマホを行き来できる

👎 気になる点

  • ノイズキャンセリングの効きは上位機に及ばない
  • 有線で使うには付属外のケーブルが要ることがある
  • 装着感は側圧がやや強めという声がある
  • 通話品質は価格なり
  • ハイレゾ級の再生には対応しない
Anker Soundcore Q30i
2Anker Soundcore Q30i約9,990円(7月26日時点)

1万円を切るノイズキャンセリング機。電池が最大60時間持つので、充電を忘れても週の途中で切れる心配がほとんどない。

こんな人に:まず1万円以下でノイキャンを試したい

3. JBL TUNE 770NC

JBL TUNE 770NC

👍 良い点

  • 最大70時間とこの記事で最長クラスの電池持ち
  • ノイズキャンセリングと外音取り込みの両方に対応
  • マルチポイントでパソコンとスマホを行き来できる
  • アプリでイコライザーを調整できる
  • 折りたたんで持ち運べる

👎 気になる点

  • ノイズキャンセリングの効きは最上位機に及ばない
  • 低音寄りの味付けで好みが分かれる
  • 有線で使うには付属外のケーブルが要ることがある
  • 本体はやや大きめ
  • 通話品質は価格なり
JBL TUNE 770NC
3JBL TUNE 770NC約12,980円(7月26日時点)

最大70時間という電池持ちが特徴のノイキャン機。公式ストアで1万円台前半、充電のことを一番考えなくていい選択肢。

こんな人に:充電の手間を最小にしたい

4. audio-technica ATH-M20x(有線)

audio-technica ATH-M20x(有線)

👍 良い点

  • 有線なので電池切れも接続の不安定さもない
  • Bluetooth由来の遅延がなく楽器練習にも使える
  • モニター用の素直な音で長時間でも疲れにくい
  • 9千円台とこの記事で最も手頃
  • ケーブル以外は構造が単純で壊れにくい

👎 気になる点

  • ノイズキャンセリングは非搭載
  • ケーブルが常に邪魔になる
  • ケーブルは着脱できず断線したら交換が難しい
  • マイクがないので通話には使えない
  • 外に持ち出すには少しかさばる
audio-technica ATH-M20x(有線)
4audio-technica ATH-M20x(有線)約9,075円(7月26日時点)

9千円の有線モニターヘッドホン。電池切れも遅延もなく、繋げば必ず鳴る。長時間の作業や勉強で「余計なことを考えたくない」人に向く。

こんな人に:勉強・作業で毎日つけっぱなしにする

5. audio-technica ATH-M20xBT

audio-technica ATH-M20xBT

👍 良い点

  • Bluetoothと有線の両方で使える
  • 最大60時間の再生で電池持ちが良い
  • モニター系の素直な音で長時間でも疲れにくい
  • 低遅延モードを備える(無遅延ではないので楽器練習は有線で)
  • 有線に切り替えれば遅延なしで使える

👎 気になる点

  • ノイズキャンセリングは非搭載
  • 有線版より3千円ほど高い
  • デザインは実用一辺倒
  • 外音取り込み機能はない
  • 電池が切れたら有線に切り替える必要がある
audio-technica ATH-M20xBT
5audio-technica ATH-M20xBT約12,100円(7月26日時点)

ATH-M20xの無線版。有線でも使えるので、普段はワイヤレス・大事な作業は有線、と切り替えられる。

こんな人に:無線も有線も1本でまかないたい

この枠だけで比べると次の順になる。

総合製品種類値段接続ノイキャン静けさ作業のしやすさ着け心地拡張性コスパ電池持ち
14.15Anker Soundcore Space One無線ノイキャンBluetooth+有線対応(強め)4.54.04.53.54.0最大40時間(ANCオン)
23.80Anker Soundcore Q30i無線ノイキャンBluetooth+有線対応3.54.03.53.04.5最大60時間(ANCオフ)
33.78JBL TUNE 770NC無線ノイキャンBluetooth+有線対応4.04.54.03.53.0最大70時間(ANCオフ)
43.72audio-technica ATH-M20x(有線)有線モニター有線(3.5mm)非対応2.05.04.01.55.0不要
53.53audio-technica ATH-M20xBT無線モニターBluetooth+有線非対応2.04.54.04.03.5最大60時間(ANC非搭載)

中位枠(1.3〜3万円)

国内メーカーの安心感や、制作にも使える有線モニターが入る帯。ノイズキャンセリングの効きは安い枠と大きくは変わらない。

6. SONY WH-CH720N

SONY WH-CH720N

👍 良い点

  • 約192gと軽く長時間でも負担が少ない
  • ソニーのノイズキャンセリング処理が使える
  • アプリの完成度が高く設定を追い込める
  • 国内メーカーでサポート窓口が日本語
  • マルチポイント対応

👎 気になる点

  • 上位のWH-1000XMシリーズほどは静かにならない
  • 電池は最大35時間で最長クラスではない
  • LDACには対応しない
  • 折りたたみ機構はなく持ち運びはかさばる
  • 実売1.7万円前後と1万円台前半機より高い
SONY WH-CH720N
6SONY WH-CH720N約16,924円(7月26日時点)

ソニーのノイズキャンセリング入門機。約192gと軽く、国内メーカーのサポートとアプリの完成度で選ぶならここから。

こんな人に:国内メーカーの安心感が欲しい

7. audio-technica ATH-M50x(有線)

audio-technica ATH-M50x(有線)

👍 良い点

  • ケーブルが着脱式で断線しても交換できる
  • モニター用途の定番で情報とレビューが多い
  • 有線なので電池切れも遅延もない
  • 長さの違うケーブルが付属し用途で使い分けられる
  • イヤーパッドなど交換部品が入手しやすい

👎 気になる点

  • ノイズキャンセリングは非搭載
  • 2万円台と有線としては高い
  • 側圧がやや強く人によっては疲れる
  • マイクがないので通話には使えない
  • 本体が重めで持ち歩きには不向き
audio-technica ATH-M50x(有線)
7audio-technica ATH-M50x(有線)約22,000円(7月27日時点)

定番のモニターヘッドホンの上位。ケーブルが着脱式で、断線しても交換できる。制作や編集まで踏み込むならこの1本。

こんな人に:音楽制作・動画編集にも使う

この枠だけで比べると次の順になる。

総合製品種類値段接続ノイキャン静けさ作業のしやすさ着け心地拡張性コスパ電池持ち
13.71SONY WH-CH720N無線ノイキャンBluetooth+有線対応4.04.04.54.02.5最大35時間(ANCオン)
23.12audio-technica ATH-M50x(有線)有線モニター有線(着脱式)非対応2.05.04.03.02.0不要

上位枠(3万円〜)

静けさそのものに投資する帯だ。効きは明確に上がるが、学生が最初に買う1本としては過剰で、必要かどうかを安い機種で確かめてからでいい。

8. Bose QuietComfort Ultra Headphones

Bose QuietComfort Ultra Headphones

👍 良い点

  • ノイズキャンセリングの効きが業界最上位クラス
  • 装着感の評価が高く長時間でも痛くなりにくい
  • 独自の空間オーディオを搭載
  • 通話品質が安定している
  • 外音取り込みの自然さも高く評価されている

👎 気になる点

  • 5万円前後と価格が高い
  • 空間オーディオを使うと再生時間はさらに短くなる
  • LDACには対応しない(Androidの高音質コーデックは別方式)
  • ケースが大きく持ち運びはかさばる
  • 学生が最初に買う1本としては明確に過剰
Bose QuietComfort Ultra Headphones
8Bose QuietComfort Ultra Headphones約50,490円(7月27日時点)

ノイズキャンセリングの「消え方」で選ぶならこれ。装着感の評価も高く、静けさに投資する価値を感じる人向けの上位機。

こんな人に:静けさと着け心地に投資したい

9. SONY WH-1000XM6

SONY WH-1000XM6

👍 良い点

  • ノイズキャンセリングが最上位クラス
  • LDAC対応でハイレゾ級の再生に対応
  • アプリで細かく設定を追い込める
  • マルチポイントと自動での切り替えに対応
  • 国内メーカーでサポートと修理の窓口が明確

👎 気になる点

  • 5万円台後半とこの記事で最も高い
  • 学生が最初に買う1本としては過剰
  • 本体・ケースともに大きい
  • 電池は最大30時間で最長クラスではない
  • 型落ちのXM5でも用途によっては十分
SONY WH-1000XM6
9SONY WH-1000XM6約58,200円(7月27日時点)

ソニーの最上位。ノイズキャンセリング・音質・アプリのどれを取っても完成度が高く、長く使う前提なら最終的にここへ行き着く。

こんな人に:妥協なしの1本を長く使いたい

この枠だけで比べると次の順になる。

総合製品種類値段接続ノイキャン静けさ作業のしやすさ着け心地拡張性コスパ電池持ち
13.87Bose QuietComfort Ultra Headphones無線ノイキャンBluetooth+有線対応(最上位)5.04.55.04.01.5最大24時間(ANCオン)
23.76SONY WH-1000XM6無線ノイキャンBluetooth+有線対応(最上位)5.04.54.55.01.0最大30時間(ANCオン)

学生におすすめ3選

9製品を挙げたので、用途別に3つへ絞る。なお総合スコア順ではなく用途別に選んでいる

  • ノイキャンをちゃんと効かせたいなら → Anker Soundcore Space One … 1万円台前半でノイズキャンセリングが実用になる。図書館やカフェで使うなら、この価格帯で最もバランスが良い。
  • 勉強で毎日つけっぱなしなら → audio-technica ATH-M20x(有線) … 9千円台。電池切れも遅延もなく、繋げば必ず鳴る。静かな自室で使うならANCは不要で、同じ予算で音と作りに寄せたほうが満足度は高い。
  • 国内メーカーで安心して選ぶなら → SONY WH-CH720N … 約192gと軽く、アプリの完成度とサポートで選べる。上位のXMシリーズほど静かにはならないが、価格差ほどの不足は感じにくい。
Anker Soundcore Space One
1Anker Soundcore Space One約10,990円(7月26日時点)

1万円台前半でノイズキャンセリングがしっかり効く本命。図書館やカフェの環境音を落としたい学生には、この価格帯で最もバランスが良い。

こんな人に:コスパ重視でノイキャンをちゃんと効かせたい

audio-technica ATH-M20x(有線)
2audio-technica ATH-M20x(有線)約9,075円(7月26日時点)

9千円の有線モニターヘッドホン。電池切れも遅延もなく、繋げば必ず鳴る。長時間の作業や勉強で「余計なことを考えたくない」人に向く。

こんな人に:勉強・作業で毎日つけっぱなしにする

SONY WH-CH720N
3SONY WH-CH720N約16,924円(7月26日時点)

ソニーのノイズキャンセリング入門機。約192gと軽く、国内メーカーのサポートとアプリの完成度で選ぶならここから。

こんな人に:国内メーカーの安心感が欲しい

よくある失敗

  • 静かな自室で使うのにノイキャン機を買った。ANCが効くのは低く連続した音で、静かな部屋では効果を体感しにくい。同じ予算を着け心地や音に回したほうが満足度は上がる。
  • 重さと側圧を見ずに買った。重い機種を4時間つけると、音がどれだけ良くても耳と首がつらくなる。勉強用途では重さが音質より効く場面が多い。数値に出ない側圧は、店頭で試着するのが確実だ。
  • 無線だけの機種を買ってから、楽器練習に使えないと気づいた。Bluetoothには遅延があり、動画視聴は補正されても楽器やリズムゲームには向かない。この用途があるなら有線接続できる機種にする。
  • ノイキャンで「無音になる」と期待した。人の話し声は残る。完全な静寂が目的なら、耳栓のほうが目的に合っていることもある。
  • マルチポイントを確認しなかった。パソコンとスマホを頻繁に行き来するなら、都度つなぎ直す手間が地味に効いてくる。

まとめ

ヘッドホン選びは、**「静かにしたいのか、長時間つけたいのか → 有線か無線か → 重さ」**の順に決めれば迷わない。

外や共有スペースで使うならノイズキャンセリング、静かな自室で長時間ならむしろ有線のモニター系、という具合に最適解は使う場所で変わる。そして1万円前後でもANCは十分実用になるので、いきなり上位機に行かず、まず安い機種で自分に必要かを確かめる順番が失敗しにくい。

耳をふさがずに使いたい、持ち歩きを最優先したいならイヤホンのほうが向く。そちらもまとめている。

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よくある質問

勉強用のヘッドホンにノイズキャンセリングは必要?

図書館やカフェ、家族の生活音がある部屋で使うなら効果は大きい。逆に静かな自室で使うだけなら、同じ予算を音質や着け心地に回したほうがいい。ノイズキャンセリングが特に効くのはエアコンや電車のような低く連続した音で、人の話し声や紙をめくる音は残る。

有線と無線はどちらがいい?

毎日つけっぱなしで作業するなら有線が扱いやすい。電池切れがなく、遅延もなく、価格に対する音の良さも上になる。持ち歩く・部屋を移動する・オンライン会議に使うなら無線。無線でも有線接続できる機種を選べば、両方に対応できる。

1万円以下と3万円以上で何が違う?

いちばん差が出るのはノイズキャンセリングの効きと着け心地で、音質の差はそのあとに来る。1万円前後でもノイキャンは十分実用になるので、まず安い機種で自分に必要かを確かめてから上位機に移るのが失敗しにくい。

長時間つけると耳が痛くなるのを避けるには?

重量と側圧の2つを見る。200g前後だと軽い部類で、300gを超えると長時間はつらくなりやすい。側圧はスペックに出ないので、可能なら家電量販店で試着するのが確実。耳をすっぽり覆うオーバーイヤー型のほうが、耳に乗せるオンイヤー型より長時間には向く。